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レポート

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土佐清水ジオパーク構想 審査結果報告会を開催しました

11月10日(土)、審査結果報告会「これからをいっしょにかんがえる」を開催しました。

講師は、今夏、現地審査の審査員としてもおいでていただいた中川和之先生(時事通信社解説委員)と長谷川修一先生(香川大学創造工学部教授・学部長)のお二人です。

まず、中川先生から、土佐清水ジオパーク構想の評価した点と課題、そして、世界と日本のジオパークのこれまでと現在についての説明がありました。

長谷川先生からは、「災害、防災とジオパーク」について土佐清水の地質と災害との関係に触れながら、なぜジオパークを目指すのか、その意味について、お話ししていただきました。

先生お二人からは、

「ジオパークはどこの省庁の所属でもないため、どこからもお金は出ないかわりに、自由。あらゆる既存の取り組みをつなぎ合わせて地域の協働や連携に活用する地域が増えてきた。色んな関係者がジオパークに参加するのは、土佐清水でもできつつある。」

「今までの教育は普遍的な価値のみを伝えるものであった。ローカルな価値を教えて、郷土に誇りを持ち、地域に貢献できる人材を育てることも必要である。ジオパークとは地域の強みと弱みを大地の成り立ちから学べることに利点がある。西南豪雨災害では、一人も犠牲者が出なかったことが素晴らしい災害対応として記録を残している。防災活動へつなげていってほしい。」

と、土佐清水ならではの価値を地域へ、そして全国へ伝えていってほしいとのエールをいただきました。

 

また、ジオパークはユネスコが提唱する持続可能な社会の実現のためのプログラムの一つです。

「単に観光や学習に使うだけではなく、社会が直面している重要課題への意識と理解を高めるような使い方をしてほしい。」

「災害や気候変動、地域資源の持続的利用の必要性などを考えてもらいたい」

という言葉が講演の中にありました。

ここにしかない地球とのつながりを感じられる地域のお宝を守りながら、地球で暮らしていることを考えつつ、地域の課題解決を目指す。そのために、様々な立場の人が考えを持ち寄り、少しずつでも実行していく必要性があると感じました。

 

 

最後に中川先生から一言。
「ジオパークを使った地域の問題解決はすぐにできるものではない。覚悟をもって、時間をかけて、楽しみながら続けていってもらいたい。直接は書いてないが、それが審査結果報告書の意味するところです。日本ジオパークネットワークは土佐清水の頑張りを楽しみにしているし、日本中が注目している。今がチャンスです。」

今までのやり方をもう一度考え直し、土佐清水の”将来”を変えられるのは、今しかないチャンスかもしれません。

 

掲載日:2018年11月20日

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