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【ジオガイド養成講座】第3回 インタープリテーション講座

ジオガイド養成講座の第3回インタープリテーション講座!

講師に愛媛県今治市でプロのガイドとして活躍する一般社団法人をかしやの菊間彰さんを招き、インタープリテーションのノウハウを教えてもらいました。

http://www.wokasiya.jp/aboutus/より引用

をかしやの菊間さんは、今治市でプロのガイドとして自然体験やエコツーリズムなどの事業を行うとともに、自然体験と対話を通じて、人と人、人と自然をつなぐお仕事をされています。
(→一般社団法人をかしや)

今回のインタープリテーション講座。
インタープリテーション?って聞き慣れない言葉かもしれません。
直訳すると「通訳」という意味ですが、環境学習やエコツアーなどの場面では、自然の言葉を伝える人とというような意味合いで使われ、インタープリテーションを行う人のことをインタープリターと呼びます。

インタープリターは自然の言葉を知識だけで伝えるのではなく、体験を通じ、感じることを促し、その裏側にある自然からのメッセージを伝えなければいけません。

今回、菊間さんには「知識を伝える」から「感動が伝わる」と題し、しゃべるだけではなく、体験を通じて伝えるガイド手法を教えてもらいました。

まずは参加者が輪になり、心を解きほぐす「アイスブレーク」の時間。
はじめはどんな講座が始まるのか緊張ぎみだったみなさんですが、魔法のアイスブレークをすることで、あっという間に和やかな雰囲気になりました。

その後、会場を野外に移して、ちょっとしたアクティビティを体験。

 

午後は、ツアーを体験するフィールドワーク。

雨上がりの竜串海岸へ行きます。

1つめのアクティビティは

「インスタ映えをさがせ!!」

竜串海岸を舞台にグループに分かれてインスタ映えするフォトジェニックな場所を探します。

みなさんフレームを片手に景色を切り取ります。
不思議なことに、フレーム片手に目を凝らして見ると、見慣れた竜串海岸の風景がさらにドラマチックに見え、これまで気が付かなかったことに気が付きだします。

みなさん思い思いにそれぞれの”インスタ映え”スポットを探し出します。

幾層にも重なったタフォニや

ヘルメットにちょうどいい割れたノジュール

雨上がりの竜串海岸にはいつもと違った艶っぽい景色が広がっていました。

 

アクティビティ第2弾は、

「そっくりさんを探せ!」

場所をサンゴの浜に移し、そっくりさんあてゲームを行いました。

一瞬で箱の中にある石や漂流物の色や質感、形を覚えて、そっくりさんを探しだします。

 

みなさん、うつむいて一生懸命探しています。

 

 

答え合わせ。
記憶って曖昧なもので、全然違っているものもありましたが、見事にそっくりさんを探し出した人たちもいました。

 

大盛り上がりのアクティビティの後は、みんなで目を閉じて、竜串海岸の音を聞きます。

さっきまで、わいわいしていて、気づかなかった波の音や風の音、あたたかい日差しを体中で感じます。
すると、でっかい自然の中に身を置いているということが実感として感じられるような気がしました。

 

最後に、菊間さんから素敵な秘密のフレーズを教えていただいて、フィールドワークは終了。

 

映画なんかでもそうですが、説明をしすぎると、どんなに素晴らしいストーリーでも、おしつけがましく、陳腐なものになってしまいます。
受け手が想像し、感じ取る余地を残したものは名作として後世にも残るものです。

 

人が本来持つ、あらゆる感覚や想像力。
感動を言葉で伝えるのではなく、人間の想像力や感覚を使って、感動を呼び覚ます。

新しいガイドのあり方を教えてもらい、みなさん目からうろこ。
充実した1日になりました。
菊間先生、ありがとうございました。

(事務局 作田)

掲載日:2018年12月10日

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